「転生研究」に関する私的概観
日本には、千数百年前から仏教が根付いてきた文化的背景もあり、「生まれ変わり」という発想はそれほど奇異なものではなく、日常会話の冗談によく使われたりする風潮があります。
しかし、輪廻転生の実際については、玉石混交な言説や、そもそもの有無の議論も含めて、十分に解明されているわけではないのが、一般的現状です。
このサイトでは、これから、「生まれ変わり(輪廻転生)」に関する諸情報の中で、信頼や検証に値するものを取り上げ、諸考察を行なってまいります。
特に、この分野の研究において非常に重要な、ヴァージニア大学の故イアン・スティーブンソン博士のチームが蓄積してこられた「前世を記憶する子どもたち」の研究成果も参照しつつ、実際的な事例を複数見てゆき、生まれ変わりについての実相を読み解いてまいります。
また、「眠れる預言者」として有名なエドガー・ケイシーや、私が師事する浅野信氏の情報なども参照しつつ、様々な角度から「生まれ変わり」についての検証を進めてまいります。
「シュタイナー教育」の名前で一定日本でも知られるルドルフ・シュタイナーは、彼が体系づけた「人智学」において、生まれ変わりを当然の事象として言及し、彼の教育理論の根幹の一つにも据えていました。私も、シュタイナー同様、教育において、また子育てにおいて、「生まれ変わり」の視点は非常に重要であると考え、未来の教育では、それが当たり前の視点として、子ども(人間)を理解する一助とする時代が来ると見ております。
特に、イアン・スティーブンソン博士チームの研究は、21世紀中には世界の常識となると予測されますが、今はまだまだ知られていません。また、スティーブンソン博士の流れ以外にも、見るべき研究や事例は多数あります。それらももっと知られるべきものと考えます。
筆者は、1990年代前半から、生まれ変わりに深く興味を持ち、四半世紀程、様々に研究を重ねてまいりました。自らの来歴にも興味があり、そのことについても、様々に検証を重ねてきております。
当サイトでは、上記のような前提に立ち、様々な情報を発信してまいります。今後、どうぞよろしくお願いいたします。
この分野に興味のある方は、ぜひ4月11日のイベントにお越し下さい。大変興味深い事例紹介の機会となっております。